再現性の高いチームビルディング理論「SSR理論」とは
チームビルディングSSR理論に基づき、「チームビルディングされている組織」は3つの要素が繋がって構造化されている組織を指します。成長していく組織やチームは、この構造化されたループがスパイラルアップされていきます。
何より組織やチームが成果が上げられていないとしたら、この3つの要素が滞っているだけなので、組織やチームの立て直しが簡単でシンプルで誰が見ても分かりやすい形になっています。


人材力(Strength)
人の持つ思考や行動パターンから導かれる個人強みや弱み、特徴などを指します。思考や行動からくる強み弱み以外にその人が持つビジネス的思考やスキルも合わせて人材力(Strength)と指します。

組織力(structure)
組織の構造を規定するものを指します。具体的には経営ビジョンや理念、目的や目標のような目指す先を指示したものや、制度やルールといったものを指します。

関係力(relation)
人と人をつなぐコミュニケーションを指します。具体的には1対1のコミュニケーションから多対多のコミュニケーション、対面やリモートでのコミュニケーション等様々なコミュニケーションがとられていることそのものを指します。
チームビルディングとはマネジメント
チームビルディングSSR理論が実践されているチームは 、チームメンバーがお互いが強みを活かして、弱みを補い合い、チームの目的目標を達成すべく、コミュニケーションをとりながら協力できているチームになります。
「あなたは得意なことと苦手なことを頼まれたらどちらの方が成果を出しやすいですか?」
誰しも人として生きている限り、強みと弱みがあります。人が強みを活かして他の人の弱みを補い合うことができれば、1人1人が強みを最大限に活かす事ができます。それは限りなく仕事の失敗を減らすどころか、平均的に出てくる成果より大きな成果が出ることは、誰しもが理解できます。
マネジメントを生み出したピータードラッガーは、マネジメントの中でこのようなことを語っています。
「第一に、マネジメントとは、人間に関わることである。その機能は、人が共同して成果を上げることを可能とし、人の強みを発揮させ、弱みを無意味なものにすることである。これこそが組織の目的である。」-出典:チェンジリーダーの条件
もしあなたの会社や組織、チームで成果をあげられていないのであれば、そこにマネジメントの不在化が起こっていると言っても過言ではないことをお忘れなく。